アンティーク懐中時計の販売買取専門店　古響堂

【商品紹介】
1909年前後に製造されたHAMPDEN製の懐中時計（Grade:The Four Hundred）です。
文字盤のファンシー細工が素晴らしい一品で、着物使いや観賞用にも良い一品です。
何と言っても嬉しいのがオリジナルと思われる木箱付きです。
画像のように時計がきっちり収まり、ボックスに入れたままお楽しみ頂けます。
（ボックスのヒンジはしっかりしており、画像の角度で止まります。）
あまりに良い品だったので直近、国内でOHをさせて頂きました。
プレゼントにも向く一品です。

文字盤は高級仕様のポーセリン製
前述の通り、ファンシー柄なのですが、一般的なファンシー物と違い細工が少ないです。
薄紫色の丸帯があり、金細工が少し散りばめられているくらいで、
一般的なファンシー物だと派手すぎるという方にもお薦めできます。
プレゼントに渡される方にも、品が良く喜ばれると思います。

経年・使用による使用感や汚れも少なく、ヘアーラインもチップもありません。
これだけ綺麗な状態で残っているというのは嬉しい限りですね。
箱も残っているため尚更です。


ケースは金張りハンターケース。
何と言っても裏面のエングレービングが見事な一品です。
100年前、これだけの細工を施せたというのはすごいですよね。
現代でも通用する高級感があります。

経年・使用による小さな擦り傷や汚れはありますが、全体的に綺麗な状態です。
表裏面ともに隙間なく綺麗に閉まります。
開ける際は爪では無くオープナーの使用をお薦めします。


100年以上前に製造された大変古い一品ですが、もちろん可動品です。
機械に錆や傷やほとんど見られず、細工や刻印が際立っていますね。
Gradeの”The Four Hundred”というのはハンプデンの中でもかなり少なく、
弊社でも初の出展となります。希少な一品です。

これだけ条件の揃う品でしたので、2018年8月に国内にてOHさせて頂きました。
日差は平置きで約+10秒、縦置きで約+2分という良い状態です。
平置き優先にしております。適宜緩急針で調整頂ければ幸いです。
（日差は参考値、お渡し後3ヶ月の可動保証とさせて頂きます。
継続的日常使用を求められる場合には定期的なオーバーホールをお願いします。）

操作性は良く、初心者でも簡単に時刻合わせ（竜頭引き回し方式）、ゼンマイ巻きが出来ると思います。
初心者の方にもお薦めできる一品です。


【サイズ】
竜頭含まず約31mm。
厚さは約10mm。
重さは26.3g。

3/0サイズ。小ぶりな一品です。
文字盤、ケースの細工が豪華ですので観賞用、アクセサリとして使っても良いですね。
機械式懐中時計だけでなく、金細工と考えてもかなりお買い得だと思います。

文字盤、ケース、機械とバランスが良く、当時の木製の箱も付く貴重な一品です。
当時はお金持ちの贅沢品だったはずです。
ぜひこの機会にコレクションに加えて頂ければ幸いです