【商品紹介】
1880年前後に作られた鎖引きの懐中時計です。
俗にフュジー(FUSEE フュージー)と呼ばれる仕様の一品で、
ゼンマイの力を均等化し歯車に伝えるために使用される装置が付いています。
構造上厚みがあり、細工が張り巡らされた機械部分の豪華さは眼を見張るものがあります。
文字盤は高級仕様のポーセリン製ダイヤル。
銘が無い仕様で、このような品は大変人気があります。
時刻は人気の高いローマ数字表記。割合大きめの数字で視認性が良いですよね。
黒色で統一され余計な物が無いシンプルな文字盤が上品で、製造年代の古さを感じさせてくれます。
分刻も無く帯状の模様で高級感があり、黒と白のコントラストが際立つ綺麗な作りです。
セカンドダイヤルの30秒位置からと55秒位置から薄いヘアーラインがあり、
他にも経年・使用感があります。
風防を付けた日常使いの状態ではあまり目立ちませんが、アンティーク品とご理解頂ける方にお楽しみ頂ければ幸いです。
時刻あわせは鍵巻き。
中央四角部分に付属の鍵で巻いてください。
操作性は良く、初心者でも円滑に時刻設定が可能です。
ゼンマイ巻きはケース裏穴から行います。こちらも円滑に操作できます。
ケースは銀無垢(スターリングシルバー)製オープンフェースケース。
ホールマークと呼ばれる刻印が残されています。
画像の通り風防面、バックケースのヒンジの位置が違う仕様で高級感がありますね。
中でも風防面が9時位置で繋がる仕様は珍しいですね。
引っ掛けを親指で持ちながら文字盤を上げるとケースから文字盤が離れ機械が現れます。
機械を覆うカバーは弦のようなストッパーを動かすことで開閉が可能になります。
このカバーは紛失しているものも多く、綺麗な状態で残っているのは価値があります。
風防面を含め、経年・使用による小さな傷や汚れはありますが、
アンティーク品とご理解ください。
1800年代後半に作られた品ですが、もちろん可動品です。
螺旋を持ったフュジーを格納しているため、構造上割合厚みのある作りとなっています。
通常の時計に較べて構成部品が多く、細工も多く施され、当時、鎖引きではない時計に比べ高級品であったことは容易に想像されます。
(もともと懐中時計自体が高級品ではありますが・・・)
オーバーホール歴は不明ですが、鍵での操作は円滑で、初心者でも簡単に操作できると思います。
参考値ですが、日差は平置き縦置きともに±約2分という状態です。
(アンティーク時計の為、可動品とだけ保証させて頂きます。
正確性、継続的可動、継続的日常使用を求められる場合には定期的にオーバーホールをお願いします。)
【サイズ】
竜頭含まず約54mm。
厚さは約20mm。
重さは144.5g。
重厚感がありながら、上品さも兼ね備える一品です。
鎖引きの品は出回る数も少なく、弊社でもなかなか陳列に至らず人気があります。
今回、操作性も良くイギリス製の気品溢れる品が用意できました。
ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
画像データを
Googleフォトに永久保存しております。
Googleフォト内で拡大画像を確認することもできます。購入希望者には必ずご確認頂き、ご購入をよろしくお願いします。
【発送】
日本全国一律800円(梱包料込み)
ゆうぱっくにてお送りします。超過分はこちらで負担いたします。