【商品紹介】
今は亡き名門ILLINOISの懐中時計 (Grade:228 model:2)です。
1907年前後製で、ILLINOISの中で初期の品です。
イリノイはバンスペシャルのような鉄道懐中時計(ねじ込み式ケース)が代名詞のようになっていますが、
実はハンターケース仕様の品も大変人気があります。
(イリノイのハンター物はいつも完売になります。)
その中でもこの46mmサイズのハンターで、これだけ細工が素晴らしい品は希少です。
オーバーホール直後で、ケースがとても素敵な品ですのでプレゼントにも向きます。
プレゼント包装を希望の方は遠慮なくお伝えくださいませ。
ケースは金張り製。
表裏面の細工が見事なハンターケースです。
中央に円状の細工があり、その内外に豪華な細工が彩られています。
このような作りは珍しいです。
加えて割合分厚さがあります。
多くのハンターケースを見てきましたが、このような細工、豪華さはそうはありません。
サイズ感もとても良く、観賞用として机の横に置いておくだけで日常が華やかになると思います。
ケースの開け閉めは順調で、インナーケースも隙間なく閉まります。
ハンターケースの品はどの品にも言えるのですが、
表ケースを開ける際は左手で添えながら竜頭を押しゆっくり開けてください。
(閉める際は竜頭を押しながら左手を添えながら元の位置に戻してから竜頭を上げてください。
丁寧な開け閉め、爪やヒンジに負担が少ない操作をよろしくお願いします。)
文字盤は高級仕様のポーセリン製。
時刻はアラビア数字表記で、少し小ぶりな数字に品がありますね。
視認性も良く、日常使いにも観賞用にも良いですね。
経年・使用による使用感や汚れはありますが、ヘアーライン、チップは無く綺麗な文字盤です。
アンティーク品とご理解頂ける方にお楽しみ頂ければ嬉しいです。
OH後ということで竜頭回りの操作性も良く、初心者でも円滑に時刻合わせ、ゼンマイ巻ができると思います。
そして何と言っても豪華なのがムーブメント。
イリノイの機械は細工が凝ったものが多いのですが、この品もまさにその一品。
中央から放射状に、直線では無く波状に・・・
語彙が乏しくてすいません。画像を見て頂くのが一番です。
錆や傷も少なく、光のあて具合により様々な表情を見せてくれる大変魅力的な細工の機械です。
2017年9月に日本国内にてOH済みの品で、日差は平置きで約+15秒、縦置きで約+1分という良い状態です。
(日差は参考値、3ヶ月の可動保証とさせて頂きます。
継続的日常使用を求められる場合には定期的なオーバーホールをお願いします。)
これだけ素晴らしい品ですのでゼンマイをニバゼンマイに交換してあります。
※切損トラブルの非常に低いステンレス合金のゼンマイで、安心してお使い頂けます。
(英語では、white alloy main spring と言われます。)
通常のゼンマイよりも高く、部品交換代で約10,000円します。
【サイズ】
竜頭含まず約46.5mm。
厚さは約11mm。
重さは70.7g。
日本人に人気の大きさです。
42mmサイズのハンター物が多い中、この品は一回り大きく使い勝手が良いと思います。
これだけの細工が施された金張りハンターの品は数が少ないです。
イリノイの鉄道懐中ももちろん良いですが、このような品のあるハンター物も良いですね。
オーバーホールの手間や費用、ニバゼンマイの交換済み費用を考えるとかなりお買い得だと思います。
ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
画像データを
Googleフォトに永久保存しております。
Googleフォト内で拡大画像を確認することもできます。購入希望者には必ずご確認頂き、ご購入をよろしくお願いします。