【商品紹介】
明治20年(1887年)前後に作られたコロン商館の商館時計です。
商館時計とは、明治期に輸入され、販売されたスイス製の時計のことをいいます。
明治期を代表する懐中時計で、当時90%を占めたのが商館時計と言われています。
と言ってももちろん当時は高級品であった事は言うまでもありませんね。
お客様から陳列希望、問い合わせが多く陳列させて頂きました。
商館時計は多くの種類があるのですが、コロン商会はその代表格。
(コロン、ファブル、ジャコットが有名どころで人気があります)
今回はそのコロン商会の時計の中でもかなり初期の部類の一品です。
シリアルナンバーは”4194”。
文字盤、ケース、機械にそれぞれ統一されたサインがあります。
文字盤はポーセリン製。
ローマ数字表記の時刻で、黒色で統一された文字盤は品がありますね。
56mmサイズで視認性も良く、日常使いにも観賞用にも良いと思います。
経年・使用による汚れや使用感、中央から1時周辺に薄いヘアーラインがありますが、
チップは無く全体的に良い状態だと思います。
アンティーク品とご理解頂ける方に保有頂ければ幸いです。
ケースは銀無垢製ハンターケース。
獅子刻印をはじめ、コロン商会を示す紋章や”コロン”の文字も。
インナーケース上面の細工も凝っており、ケースにこだわりを持ちたい方にもお薦めしたい一品です。
オリジナルケースがこれだけの状態で残るというのは嬉しいですね。
一点、ヒンジはしっかりしており竜頭を押すことで簡単に表面は開くのですが、
開いたあと、少し緩みがあります。
ただ画像の位置までで止まるので使用に問題は無いと思います。
開け閉めは円滑で、インナーケースも隙間なく閉まります。
(どのハンターケースの品にも言えるのですが、
ケース表面を開ける際は必ず左手をケース添えてゆっくり竜頭を深めに押してください。
逆に締める際にはゆっくり竜頭を深めに押してケースを戻してから竜頭の高さを戻してください。)
経年・使用による黒ずみや汚れがありますが、一切汚れ落としや磨きをかけていません。
アンティーク品ですのでそのままお楽しみ頂くのも良いですし、
自分好みの作業をぜひお楽しみ頂ければ幸いです。
そして機械も大変見栄えのする細工、作り(15石仕様)となっています。
中蓋がガラスになっていて機械の動きが確認できます。
1800年代後期に作られた大変古い品ですが可動品です。
オーバーホール歴は不明ですが、操作性が良かったため、精度調整だけさせて頂きました。
日差は平置きで約-18秒、縦置きで約-30秒という状態です。
(日差は参考値、アンティーク時計の為可動品とだけ保証させて頂きます。
実用性、継続的使用を求められる場合には定期的にオーバーホールをお願いします。)
【サイズ】
竜頭含まず約56mm。
厚さは約17mm。
重さは133g。
56mmサイズの大型の一品です。
商館時計の出展は大変数が少なく、中でも文字盤が上品な作りです。
銀無垢のハンターケースで中蓋がガラスになっている貴重な品です。
文字盤、ケース、機械それぞれにシリアルナンバーが刻まれ、
これだけオリジナルの品が綺麗な状態で残るというのは嬉しい限りです。
画像データを
Googleフォトに永久保存しております。
Googleフォト内で拡大画像を確認することもできます。購入希望者には必ずご確認頂き、ご購入をよろしくお願いします。
【発送】
日本全国一律800円(梱包料込み)
ゆうぱっくにてお送りします。超過分はこちらで負担いたします。
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お客様の声
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