【商品紹介】
1830年前後に作られた英国製の鎖引き懐中時計です。
俗にフュジー(FUSEE フュージー)と呼ばれる仕様の一品で、
ゼンマイの力を均等化し歯車に伝えるために使用される装置が付いています。
構造上厚みに加え、中央の穴の開いた立体細工が見事ですね。
エナメル加工が施された文字盤で、
少しクリーム色掛かった風合いが製造年代の古さを感じさせてくれます。
銘が無い仕様で、時刻は人気の高いローマ数字表記。
割合大きめの数字で視認性が良いですよね。
黒色で統一され余計な物が無いシンプルな文字盤が上品で、製造年代の古さを感じさせてくれます。
分刻も無く帯状の模様で高級感があり、黒と白のコントラストが際立つ綺麗な作りです。
経年・使用による使用感、汚れも少なく、ヘアーライン、チップもありません。
この時代の品がこれだけ綺麗な状態で現代に残るというのは嬉しいですね。
文字盤の綺麗なFUSEEをお探しの方にもお薦めできます。
時刻あわせは鍵巻き。
中央四角部分に付属の鍵で巻いてください。
今まで多くのFUSEE物を扱ってきましたが、その中でも1.2を争う操作性の良さです。
初心者でも円滑に時刻設定、ゼンマイ巻き(ケース裏穴から)ができると思います。
ケースは銀無垢製オープンフェースケース。
画像の通りアウターケースが別に用意された品で、3時右の凸を押すことでバネが効き開きます。
開け締めはハンターケースと同じ要領で落ちながら開閉した方が長持ちすると思います。
ホールマークと呼ばれる刻印に加え、アウターケース内側には当時?!の説明紙が2枚挟まっております。
バックケースを含め経年・使用による擦り傷、汚れなどありますが、アンティーク品とご理解ください。
アウターケース含め、ケースは全て綺麗に閉まり開け締めに問題ありません。
インナーケースを開ける際は爪ではなくオープナーの使用をお薦めします。
1830年前後に作られた品ですが、もちろん可動品です。
螺旋を持ったフュジーを格納しているため、約57mmと構造上割合厚みのある作りとなっています。
通常の時計に較べて構成部品が多く、細工も多く施され、当時、鎖引きではない時計に比べ高級品であったことは容易に想像されます。
(もともと懐中時計自体が高級品ではありますが)
オーバーホール歴は不明ですが、鍵での操作は円滑で、初心者でも簡単に操作できると思います。
(アンティーク時計の為、可動品とだけ保証させて頂きます。
正確性、継続的可動、継続的日常使用を求められる場合には定期的にオーバーホールをお願いします。)
【サイズ】
竜頭含まず約57mm。
厚さは約24mm。
重さは160g。
重厚感がありながら、上品さも兼ね備える一品です。
エナメル加工が施された文字盤にアンティーク感、高級感がありますね。
見た目も良いですが、何より操作感が良く、鍵巻きの品を体験してみたい初心者の方にもお薦めできます。
1800年代前半〜中盤の大変古い品で、これだけ状態の良い物は少ないです。
ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
画像データを
Googleフォトに永久保存しております。
Googleフォト内で拡大画像を確認することもできます。購入希望者には必ずご確認頂き、ご購入をよろしくお願いします。
【発送】
日本全国一律800円(梱包料込み)
ゆうぱっくにてお送りします。超過分はこちらで負担いたします。