【商品紹介】
今は亡き名門ILLINOIS(イリノイ)の懐中時計です。
製造年代は1882年前後とイリノイの中でも大変古く、
ケースの武骨さ、文字盤の上品さが楽しめる一品です。
Illinoisは”Bunn SPECIAL””Bunn”などは流通が多く人気もありますが、
今回のような創業当時の歴史を感じる品は数が少なく要望もよく頂きます。
文字盤は高級仕様のポーセリン製。
人気の高いローマ数字表記の時刻で、画像の通り視認性も良いです。
6時.7時下の文字盤縁に小さなチップがありますが、風防を付けた状態では目立ちません。
アンティーク品とご理解ください。
分刻が無く黒色で統一された仕様が上品ですね。
銘無しでこのようなシンプルな文字盤の品は大変人気があります。
時刻合わせはレバーセット方式、ゼンマイ巻きも円滑です。
ケースはOresilver製オープンフェースケース。
(Fahy's Ore Siver)
Oresilverは、複数の呼び名があり、
”Silverine”、”Silverode”、”Silveroid”とも呼ばれます。同じ物と思って頂いて良いです。
これらの金属は銀色ですが、銀は含んでおらず、ニッケルや銅などの合金です。
製造年代の古いアンティーク懐中時計にはよく使用されており、風合いも良く耐久性にも優れています。
ねじ込み式ですので初心者でも開け閉めしやすいと思います。
バックケースには細工が無く、シンプルな品をお探しの方にもお薦めできます。
2016年2月に日本国内でOH済みの品で、日差は平置き約-30秒、縦置きで約+1分半という状態です。
(日差は参考値、継続的正確性、継続的可動、継続的日常使用を求められる場合には
定期的にオーバーホールをお願いします。)
ゼンマイ巻きは鍵巻きも可能ですが、竜頭を巻く巻き方の方が円滑です。
イリノイ社が鍵巻きから、パテック社保有特許の竜頭巻きに完全移行していく過渡期に
製作した歴史的にも貴重な機械だと思われます。
刻印も鮮明に残り、立体感、高級感を感じられる機械だと思います。
最近はシルバーの重厚感のある品の人気が高くなっており、中でも古い時代のIllinoisの品は人気です。
今回の品は文字盤に少し傷がありますが、オーバーホールの手間、費用を考えるとかなり割安だと思います。
(通常オーバーホールで3万円ほど頂いております。)
【サイズ】
竜頭含まず約55mm。
厚さは約20mm。
重さは143.5g。
重量感溢れる18サイズの一品です。
初心者でも扱いやすい一品です。
この機会にアンティークの機械式懐中時計の良さ味わって頂ければ幸いです。
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相違を防ぐため、購入される方は事前にご確認ください。お手数お掛けしますがよろしくお願いします。
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